元少年A・酒鬼薔薇聖斗が起こした衝撃の少年犯罪とは?

東京大学でのキャンパスで2022年大学入試共通テスト日に起きてしまった刺傷事件、東大事件犯人17歳の高校生であり、青少年犯罪として記憶に新しいのではないでしょうか?青少年犯罪は社会問題となっており、その中でも衝撃的な事件の一つが、元少年A、酒鬼薔薇聖斗による犯罪です。この記事では、事件の概要と酒鬼薔薇聖斗についてまとめました。

神戸連続児童殺傷事件

当時14歳であり自身を酒鬼薔薇聖斗と名乗った少年による連続殺傷事件は、青少年犯罪でも残虐かつ背金に衝撃が走った少年犯罪として多くの人に知られています。まずは事件の概要についてまとめていきます。

事件が発生したのは兵庫県神戸市須磨区で19972月から5月の間であり、5人の小学生らが被害に遭いました。そのうち2人が残念ながら死亡、2人は重軽症を負っています。

1事件

1事件は1997210日に発生。小学6年生の女子児童2人の後頭部をそれぞれ金槌で殴り、うち1人が全治1週間ほどの怪我を負っています。

2事件

2事件は1997316日に小学4年生の女子児童をハンマーで殴り、脳損傷で死亡させています。その後すぐに小学3年生の女子児童の腹部を刃物で刺し全治2週間のけがを負わせています。

3事件

3事件は1997524日に発生し、少額6年生の男子児童を近所の山頂へと誘い出し、靴紐を使用して絞殺した後、遺体を頭部と胴体に切断しそれぞれを異なる場所へ遺棄したことが知られています。

事件の発覚

事件が発覚したのは527日であり、酒鬼薔薇聖斗が遺棄した男性児童の頭部が発見されたことによります。遺体には酒鬼薔薇聖斗と書かれた犯行声明文が挟まれており、さらに酒鬼薔薇聖斗は神戸新聞社にも犯行声明文を郵送しました。その後、男子児童の胴体が発見され、酒鬼薔薇聖斗は任意同行を求められた後、取調官より筆跡が一致したと告げられるとこの任意同行中に自供したことでようやく酒鬼薔薇聖斗が犯人であることが明らかにされました。

酒鬼薔薇聖斗に関する情報

酒鬼薔薇聖斗に関しては様々な情報が集められているほか、少年Aとして事件のことが本にまとめられています。酒鬼薔薇聖斗は小学5年生ごろより動物の殺害を始め、この殺害と遺体の損壊が彼の性的興奮へと結合したといわれています。酒鬼薔薇聖斗が通っていた中学では、他の生徒の靴を隠してトイレで燃やす、ラケットで他生徒を叩く、カッターで自転車のタイヤを切るなどの行為があったようです。また、他生徒の暴力をふるったことにより精神科への通院も行っていたとのことです。現在は、精神科の治療、社会復帰に向けての更生プログラムが終了したのち保護観察期間が過ぎており完全にフリーな状態として日本のどこかで生活しているようです。

最後に

酒鬼薔薇聖斗が起こした衝撃の少年犯罪についてまとめていきました。少年犯罪は社会全体で保護や指導に取り組む必要のある、社会問題のひとつとしてサポートが必要となります。このような悲惨な事件が二度と起きることのないよう、社会が変わっていくことを願います。

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