インターネットのセキュリティ対策は重要!主な脅威とその対策とは

テレワークの増加により、自宅からインターネットを使って仕事をする人が増えました。インターネットに繋がる環境であればどこででも仕事ができて便利ですが、セキュリティ対策が甘いと情報を漏洩してしまう可能性があります。

そこで今回は、セキュリティ対策の重要性や脅威に対する対策についてご説明いたします。対策をしておくことでサイバー犯罪に巻き込まれる可能性を抑える効果が期待できますので、ぜひ参考にしてください。

セキュリティ対策はなぜ必要か?

セキュリティ対策は、サイバー犯罪の被害者にならないためにはもちろん、加害者になってしまうことを防ぐためにも必要です。加害者になる理由として、会社の情報が流出してしまったり、個人情報の漏洩などが考えられます。携帯電話の内容が第三者に漏れてしまった場合、漏れてしまった本人だけでなく中に入っている友人や家族の情報まで漏れてしまい、その情報を元に詐欺メールが送られるなどの二次被害を起こす可能性があります。こういった被害を防ぐためにも、セキュリティ対策をしっかりと行うことが大切です。

インターネットで考えられる脅威とは?

では、インターネットをする上で考えられる脅威にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは代表的な3つの脅威をご説明いたします。

不正アクセス

不正アクセスとは、アクセス権限がない者が不正にアクセス権限を取得し、なりすましやデータの改竄・盗難などを行うことです。不正アクセスされる原因は、簡単なパスワードを設定していることや情報を盗み出すスパイウェアの利用などが考えられます。

不正アクセスを受けると、クレジットカード情報を盗まれてしまったり、企業であれば会社の機密情報を流出されてしまったりする可能性があります。

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、偽の電子メールを送信しメールにかかれてあるURLから商品を購入することでクレジットカードやアカウントなどの情報を騙し取る詐欺の手法です。

巧妙に作られたホームページ画面により、勘違いして利用してしまう方は少なくありません。不審なメールが届いた時は、URLをクリックしないように気をつけましょう。

コンピューターウイルス

コンピューターウイルスは感染すると、デバイスの中に保存された情報を盗み出されたり、勝手にメールを送信されたりなどさまざまな悪意のある攻撃を受ける可能性があります。

感染源としては、Webへのアクセスやメールに添付されたファイルを開いたことによる感染など色々な方法で感染します。

セキュリティ対策の種類

悪意のある攻撃から身を守るために、以下のことに気をつけるようにしましょう。

セキュリティソフトの導入

ウイルスの対策はもちろんのこと、フィッシング詐欺や不正アクセスの防止のためにセキュリティソフトを導入することをおすすめします。セキュリティソフトによりデバイスにウイルス感染がないかの確認、悪意のあるURLをクリックしてしまったときに警告が出るなどの脅威に対する対策を行うことができます。

メールに書かれたURLが正しいか確認する

フィッシング詐欺の場合、様々な文章でURLをクリックするように操作してきます。そのため、すぐにクリックするのではなく、メールの送信元が信頼できるかなどの確認を行った後にクリックするようにしましょう。少しでもおかしいと感じた場合は、ネット 詐欺に遭わないためにWebの公式ページから問い合わせてみるのもよいでしょう。

パスワードを定期的に更新する

簡単ですが、一番大切なことはパスワードの定期的な更新です。パスワードは簡単なものではなく、なるべく長くて複雑なものであれば簡単に解かれることはなくなります。逆に生年月日や「12345」、「abc」などといったわかりやすいものにしているとすぐに突破されてしまいます。自分を守るためにもパスワードの管理には気をつけるようにしましょう。

まとめ

セキュリティ対策をすることは、自分だけでなく周りの人間を守るためにも必要なことです。しっかりと対策を行うことで、サイバー犯罪に巻き込まれる可能性を軽減することができます。自分には関係ないと放っておかず、できることから始めてみましょう。

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