大人気シリーズ『ドラゴンクエスト』の人気スマホアプリまとめ

大人気コンテンツ・ドラゴンクエストシリーズのゲームアプリ『ダイの大冒険 -魂の絆-』が2023年4月27日にサービス終了するとの発表がありました。わずか1年半でのサービス終了に驚きの声が寄せられる一方で、ゲームへの低評価により当然だという声も上がっていました。このゲームはなにが課題だったのでしょうか。他のドラゴンクエストシリーズのゲームアプリをまとめそれらと比較しながら要因を考察していきます!

ドラゴンクエストシリーズのスマホアプリ一覧

ここではもともとコンシューマー向けタイトルとして発売されたものを除き、スマホアプリとしてリリースされたタイトルのみまとめていきます。

スマホアプリとしてリリースされたのはダイの大冒険を除くと

  • ドラゴンクエストタクト
  • 星のドラゴンクエスト
  • ドラゴンクエストウォーク
  • ドラゴンクエストライバルズ エース

の4タイトルです。

ドラゴンクエストタクト

『ドラゴンクエストタクト』は2020年7月16日にリリースされたドラクエシリーズ初のシミュレーションRPGで、マス目状のマップにてモンスターやキャラクターに指示を出して動かすことで、敵モンスターの討伐を目指すというゲームです。攻撃や防御などのコマンド選択に加え、どのモンスターをどこに配置するのか、どう移動するかなどの要素も加わっているため、これまで以上に戦略性の高い戦闘を楽しむことができます。

シンプルなターン制コマンドバトルでありながら戦略性の高いバトルを楽しめるシミュレーションRPGなので、やりこめばやりこんだだけスキルも上がっていきます。またちょっとした隙間時間にも遊べるオートモードや戦闘速度の変更もできます。

メインシナリオだけでも十分楽しむことができますが、指定されたモンスターのみで戦う『バトルロード』など豊富なコンテンツが用意されているため長い間楽しむことができるのも魅力です。

星のドラゴンクエスト

『星のドラゴンクエスト』は2015年10月15日にリリースされた従来のナンバリングタイトルに近い正統派のRPGです。メインストーリーをクリアすることが目的になりますが、随時発生するイベントクエストで歴代のボスキャラクターと戦うこともできます。性別・髪型・武器の見た目などをカスタマイズ可能で、自分好みのキャラクターで世界を冒険でき、ゲーム内通貨が多数配布されているため、無課金でも十分楽しめるタイトルとなっています。

最大の特徴は全国のプレイヤーとマルチプレイができること。協力してモンスターを倒していけます。これまでのナンバリングタイトルなどもそうですが、通信交換などはありますが、ストーリーやボスとのバトルで友達やオンライン上の人と協力して一緒に遊べるのはこのアプリだけという特徴もあります。

ドラゴンクエストウォーク

『ドラゴンクエストウォーク』は2019年9月12日にリリースされました。位置情報を利用したいわゆる位置ゲーです。自分が移動すると連動してキャラクターが移動し、モンスターに近づくとドラクエでお馴染みのコマンドバトルを行えます。

拡張現実により、実際にドラゴンクエストの世界に入り込んだかのような感覚を味わうことができるため、まさに自分が勇者になったようにゲームの世界観をより身近に感じることができます。歩数や消費カロリーを計測してくれるライフログ機能が備わっており、楽しみながら健康管理もできるので、ドラクエをよく知らない方でも十分楽しむことのできるタイトルです。

ドラゴンクエストライバルズ エース

『ドラゴンクエストライバルズ エース』は2017年11月2日にリリースされました。シリーズでお馴染みのキャラやモンスターがカードとなって登場する、本格的なカードゲームをドラクエの世界観で楽しめるアプリです。オンライン対戦はもちろん、一人用モードも備わっており、ソロ・マルチの両方で楽しむことができるのが魅力です。

キャラクターや魔王には人気声優によるボイスが付くため、よりドラゴンクエストの世界観に入り込むことができるのも他のタイトルにはない特徴です。

ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』は2014年1月23日にリリースされました。ドラクエのなかでもモンスターズシリーズの面白い点はそのままに、より気軽に遊べるようになったアプリオリジナルタイトルです。タッチとフリックのみの簡単操作で遊べる他、オート戦闘モードも備わっていますので、隙間時間などにサクッとプレイすることも可能です。

ナンバリングタイトルでいう配合のようなシステム、転生システムがあり、好きなモンスターをより強くすることができるため、バトルとしてだけでなく、コレクションとしても楽しみが多くあります。

『ダイの大冒険-魂の絆-』との違いは?

これらのタイトルは『ダイの大冒険-魂の絆-』と何が違ったのでしょうか。

  • 要素を絞って特徴を伸ばす作りになっている点
  • ある程度時間をかければそれなりに強いアイテムやモンスターが手に入る点

が決定的に異なる点といえます。

特徴を伸ばす作りとは?

『ドラゴンクエストタクト』や『ドラゴンクエストライバルズ エース』、『ドラゴンクエストウォーク』ではそれまでのドラゴンクエストシリーズではなかったシステムを採用し、完全に差別化を図ることで人気を誇っています。またオリジナルタイトルであるため、世界観にさえあっていれば過去のタイトルとのコラボなども比較的自由に行えるという点も特徴といえます。

時間をかければある程度強くなる

『星のドラゴンクエスト』、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』はガチャだけでなく既存のアイテムやモンスターを強化することで強力なボスにも十分対抗できるレベルに達することができましたが、『ダイの大冒険-魂の絆-』では強力アイテムが強力すぎるが故にそれが手に入らないと戦いが苦しままであり、かつそのアイテムの排出が非常に渋いということで批判を受けていました。

最後に

今回は過去のドラクエアプリをまとめ、『ダイの大冒険-魂の絆-』がサービス終了することになった理由を考察してきました。

アプリゲームはあれもこれもできる、というよりも何かに特化させているほうがいいのかもしれないですね。また無課金で楽しむユーザーも多い中でガチャの排出が渋すぎるとまで言われてしまうのは、ユーザー離れの大きな要因となってしまったようですね。

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