
北海道日本ハムファイターズに所属する万波中正選手。高い長打力が持ち味で、近年はホームラン王争いにも名を連ねる選手になってきています。そんな万波中正選手ですが、ハーフという噂があるのですが本当でしょうか。
今回は万波中正選手の家族や年俸、経歴などを調査しました。
万波中正はハーフ?
万波中正選手についてハーフなのかという噂がありますが、その噂は本当です。万波中正選手は日本とコンゴ民主共和国のハーフですよ。
コンゴ民主共和国というと、中部アフリカに位置する共和制国家です。日本で生きているとあまり耳にすることがない国名ではありますよね。コンゴ民主共和国の公用語はフランス語ですよ。
万波中正の家族は?
万波中正選手には姉が一人おり、「父、母、姉、万波中正選手」という四人家族で育ちました。お姉さんのアイシャさんは万波中正選手の二歳年上で、中学生時代の2012年、ジュニアオリンピック陸上競技大会の砲丸投げ種目に東京選手団の選手として出場した経歴を持つ凄い方なんですよ!また、モデルとして活動する時期もありました。
父親は?
父親、ルシクさんはコンゴ出身の方ですが、職業などの情報はありませんでした、万波中正選手は岡山県備前市生まれで東京都練馬区出身とされており、お父さんも日本で仕事をされていたものと思われます。二人の子供がともにスポーツ分野で素晴らしい成績を残しており、万波中正選手の恵まれた体格なども鑑みると、お父さんもかなり体格が良さそうだと想像できますね。万波中正選手が三年生の時には病に倒れることもあったそうです。
母親は?
母親、有里子さんは日本の方であり、仕事が忙しいお父さんではなくお母さんが万波中正選手のキャッチボール相手だったそうです。120キロほど出せた学生時代の万波中正選手の球を、お母さんはしっかり受けていたそうですよ。凄いですね!
万波中正選手が少年野球で試合中にふてくされてしまうような時には、お母さんが応援席から叱っていたそう。高校時代に弱気になっていた万波中正選手を叱咤激励したのもお母さんで、万波中正選手の学生時代の野球生活を強く支えてくれていたのがお母さんなんですよ。
万波中正の年俸は?
続いて、万波中正選手の年俸推移を紹介します。
- 2019年 520万円
- 2020年 530万円
- 2021年 530万円
- 2022年 900万円
- 2023年 2000万円
- 2024年 8000万円
- 2025年 1億6500万円
なお、ここで挙げた数字はいずれも推定の数字であることに要注意です。高卒でドラフト4位での入団ということで、契約金3500万円、年俸520万円でスタートした万波中正選手は2020年シーズンまでは一軍で目立った活躍がなくほぼほぼ現状維持で進んだものの、2021年シーズンに一軍で49試合出場し昇給を勝ち取り、ここからは一軍戦力として活躍を続け、年俸も順調に上がっています。2024年のオフには1億円を大幅に突破する数字で更改しましたよ。
万波中正の経歴
ここからは万波中正選手の経歴について紹介します。
スーパー中学生として話題になる
練馬区立開進第二小学校の2年生の時に、友人に誘われる形で野球を始めた万波中正選手。当時は投手をしており、中学時代には東練馬リトルシニアを日本選手権大会準決勝まで導く活躍を見せていました。当時中学三年生の万波中正選手は身長が190cmほどあり、ストレートの最高球速は138キロ、バットのスイングスピードも150キロを超えるスピードでした。
また、中学生時代に万波中正選手は陸上競技でも活躍。100メートル障害、砲丸投5kgなどの種目で結果を残しました。これらの活躍から「スーパー中学生」とも呼ばれましたよ。
横浜高校に進学
高校は高校野球の強豪、横浜高校に進学し、入学直後から外野手としてベンチ入りを果たして試合でも活躍、一年夏の神奈川大会でもホームランを記録するなど活躍し、甲子園に進みました。秋からは4番に座り、また投手としても中継ぎ登板などプレーしましたよ。
2年夏の甲子園では4番ライトとして出場、しかし3年春には一時期ベンチ入りからも外れるほどの不振に見舞われました。それでも神奈川大会の途中からメンバー登録され、チームを甲子園に導く活躍。高校通算では40本塁打を記録し、2018年のドラフト会議では北海道日本ハムファイターズから4位指名を受けましたよ。
高卒一年目から一軍デビュー
ルーキーイヤーは高卒ながら3月に春季キャンプで一軍昇格の機会を設けられ、オープン戦にも一試合スタメン出場。その後は二軍でシーズンを迎え、8月上旬までに二軍で10本のホームランを放ち、8月14日の一軍の試合で9番レフトでスタメン出場を果たしました。最終的に同年は一軍二試合出場でヒットを打つことは出来なかったものの、二軍では公式戦90試合に出場して14本塁打を記録しましたよ。
しかし二年目の2020年は打撃の調子が上がらず、一度も一軍昇格できずにシーズンを終えました。
2021年より本格的に一軍で活躍
プロ三年目の2021年は二軍スタートとなったものの、開幕から好調を維持し、4月9日に一軍合流し翌日の試合では7番ライトで起用、プロ初ヒットを放ちました。その後は抹消と昇格を繰り返し、5本の本塁打を記録しましたよ。
2022年はオープン戦で5本塁打と活躍し開幕一軍を掴み取ると、前年の二倍以上となる100試合に出場して二桁本塁打となる14本のホームランを記録しました。
2023年からチームの主力へ
2023年シーズンは開幕から順調に出場を重ね、5月の月間MVPを獲得。更に自身初のオールスター出場も果たし、初打席でホームラン、更に二試合連続でホームランを記録して一試合目の敢闘賞、二試合目の最優秀選手賞、更にマイナビドリーム賞を受賞しました。最終的に141試合出場で25本塁打を記録、前年までは2割前後だった打率も.265と大幅に改善し、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。アジアプロ野球チャンピオンシップ2023の日本代表にも選ばれましたよ。
2024年にオールスターファン投票最多得票
2024年シーズンも順調に活躍、オールスターでは両リーグ最多となる131万4833票を獲得して出場しました。シーズンでは136試合に出場して18本塁打、打率.252を記録し、二年連続のゴールデングラブ賞を受賞しましたよ。シーズンオフのプレミア12にも代表選出されたものの上半身のコンディション不良で辞退しています。
2025年は7月時点で打率.230前後と苦しんでいるものの、それでも本塁打は既に14本、リーグでトップを争う数字を残しています。
出典:(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
最後に
今回は万波中正選手のハーフという噂や父親の出身地、万波中正選手の年俸や経歴について紹介しましたよ。首位争いを展開する2025年シーズンのファイターズにあって、決して本調子ではないものの万波中正選手の存在感は大きなものになっています。これからの活躍にも要注目ですよ!